The Winds of God
元自衛隊の戦車乗りとしても有名な俳優今井雅之作・主演の舞台です。
導入部は最近の下手なお笑い芸人よりもテンポも間もいい漫才から始まり、適当にお客をイジリながら場内も暖まって来た頃からいよいよ本格的に芝居に入っていきました。
ストーリー的には大東亜戦争末期の特攻隊にタイムスリップというかなんというかその時代に来てしまった人の物語りです。
定番といえば定番の展開ですが、20年前から演じ続けている芝居だと聞くとオリジナリティーのあるストーリーです。

でも最後に挨拶に現れた今井雅之がいろいろ話したことが余計に思いました。せっかくの良いお芝居の後にそれを補うかのような話しはどうでしょうか?表現者として表現したいことは芝居の中で表現すべきで後から付け足すべきではないと思います。
自分で脚本書いてるんですから。